11月がスタートしました。
「12月に向けて売上を伸ばしたいが、11月はどう動けばいいか…」
「気づけば年末の準備に追われ、肝心の予約が埋まらないまま11月が終わってしまう…」
そんな悩みを抱えるオーナーさんへ。断言します。
12月の売上は、11月の行動で9割決まります。
12月になってから慌てて集客するのは「手遅れ」です。お客さんの奪い合いが始まる前に、いかに早く優良顧客の予約を確保するか。11月は「準備月」ではなく、年末商戦のスタートダッシュを決める「仕込み月」です。
この記事では、ロケットスタートを切るための「11月限定の集客ブースト戦略」を、今すぐやるべき4つのアクションに絞ってご紹介します。
1. 12月の予約を「先行予約特典」で今すぐ埋める
11月にやるべき最重要タスクは、“12月の予約枠を優良顧客で先に埋めてしまうこと”です。
ポイントは、安易な「割引」に走らないこと。お客さんが求めているのは「お得感」よりも「特別感」と「安心感」です。
- 11月中に12月の予約を入れてくれた方限定で「1年の疲れを癒すヘッドスパ5分延長」
- 先行予約者さんだけの「髪質改善ミニトリートメント」をサービス
- 「人気の土日枠、〇〇さん専用に優先確保しておきますね」という“気づかい”
「割引」は価値を下げますが、「特別なサービス(=おもてなし)」はサロンの価値を高めます。今すぐLINE、SNS、店内POPで一斉に告知を開始しましょう。
【今すぐ使えるトーク例】
「〇〇さん、年末は毎年ご予約が混み合いますので、もしよろしければご希望のお時間を最優先で確保しておきますね。11月中にご予約いただいた方には、感謝を込めて〇〇もサービスしていますので、ぜひご利用ください」
2. 「冬の乾燥悩み」に先回りして単価アップ
11月は、気温と湿度が急激に下がり、お客さんが「乾燥」「静電気」「パサつき」を実感し始める時期です。
これは、プロとしての知識を示し、自然に単価アップを狙える絶好のチャンス。「髪がどうしようもなくなる前」に、こちらから解決策を提案しましょう。
【カウンセリング提案例】
「最近、急に乾燥してきましたよね。髪がパサつく前に、今日は『保湿集中ケアトリートメント』をプラスしませんか?
今ケアしておくことで、冬本番のコンディションが全く変わりますよ。」
「今やるべき理由」を明確に伝え、先行予約で確保した12月の来店時に「最高の状態」で再会するストーリーを描くことで、お客さんの信頼は確実なものになります。
3. 「紹介キャンペーン」で新規客を駆け込ませる
「年内に髪をキレイにしたい」というニーズは、既存のお客さんのご友人やご家族も同じです。11月は、1年で最も紹介が生まれやすいボーナスタイムでもあります。
ここでも「割引」ではなく、“お互いが嬉しい体験”をプレゼントするのが成功の鍵です。
【例】11月限定・Wハッピー紹介キャンペーン
・紹介した方:次回来店時に「選べるプチ贅沢(ヘッドスパ or ハンドマッサージ)」
・紹介された方:初回限定「髪質改善トリートメント(3,000円相当)」をサービス
「年内に、お二人ともキレイになりましょう」というキャッチコピーを添えることで、紹介のハードルはぐっと下がります。
4. 「来店後フォロー」で12月のリピートを“確定”させる
11月に来店されたお客さんを、絶対に「失客」させてはいけません。施術に満足して帰っていただくだけでなく、“その日のうち”のフォローで12月の予約を確定させましょう。
来店後に送るLINE一通が、12月の売上を左右します。
【LINEフォロー例文】
「本日はご来店ありがとうございました!今日の仕上がり、いかがでしたか?
ご自宅での保湿ケアのコツは〇〇です。ぜひ試してみてくださいね。お話ししていた12月の先行予約(特典付き)ですが、ご希望でしたらこのLINEで返信いただければお席を確保しますので、お気軽にご連絡ください♪」
この一手間が、お客さんの「また後で予約しよう」という先延ばしを防ぎ、ファン化を決定づけます。
まとめ|12月の成功は“今、この瞬間”の行動で決まる
12月の結果は、11月が始まった“今、この瞬間”の行動で決まります。
先行予約、季節提案、紹介、来店後フォロー――どれも難しいことではありません。
大切なのは、「早く・丁寧に・お客さん目線で」動くこと。
11月を「中途半端な月」ではなく「最強のブースト月」として捉え、年末に向けて最高のロケットスタートを切りましょう!
12月のお客さんの笑顔は、11月のあなたの一歩から始まります。
