美容室の売上は、リピートで成り立っています。
それなのに「次回来店予約」はなんとなく声をかけるだけになっていませんか?
実はこの“次回予約の取り方”ひとつで、売上もお客さんとの関係性も大きく変わります。
今回は、繁盛サロンが実践している「次回来店予約の極意」をご紹介します。
なぜ次回予約が重要なのか?
次回来店予約には、3つの大きなメリットがあります。
- リピート率が安定する
来店サイクルが整うと、売上も予測しやすくなります。 - キャンセル枠が埋まりやすい
人気の時間帯が先に埋まり、空き枠調整が楽になります。 - お客さんの“習慣”になる
「次もここで」と自然に通う流れができ、他サロンに浮気されにくくなります。
極意①:おすすめのタイミングは“施術の仕上がり後”
カットやカラーがきれいに仕上がったベストな状態のときが、次回来店を提案するベストタイミングです。
なぜなら、このときお客さんの満足度が高く、気持ちも前向きだから。
「今回はすごく良い感じですね!〇週間後くらいにメンテナンスすると、この仕上がりをキープできますよ。」
こんな風に提案すると、自然と「じゃあ、そのタイミングでまたお願いします」と言いやすくなります。
極意②:「予約の理由」をセットで伝える
ただ「予約取りますか?」と聞くだけでは、響きません。
「予約を取ったほうがいい“理由”」を添えるのがポイント。
たとえば:
- 「根元のカラーが気になる前に、また◯週後くらいに整えておくと綺麗をキープできますよ」
- 「このパーマだと◯週間後くらいが扱いやすさのピークなので、その頃にまた調整しましょう」
理由があると、お客さんも「なるほど」と納得しやすくなります。
極意③:次回来店特典を用意する
「次回予約」だけでなく、「予約をしたくなる仕掛け」も必要です。
おすすめは“次回来店予約者限定の特典”。
- ヘッドスパ5分サービス
- ホームケア用のトリートメントサンプル
- ポイント2倍キャンペーン
ちょっと嬉しい特典をつけると、行動に移しやすくなります。
極意④:予約確認のフォローはLINEで
次回来店予約を入れても、忘れてしまうことはよくあります。
そこで来店1週間前と前日に、LINEなどでリマインドするのが大切です。
「◯日に次回予約をいただいています。ご来店を楽しみにお待ちしています♪」
こんな一言があるだけで、キャンセル率がぐっと下がります。
おわりに:次回予約は“お客さんへのサービス”でもある
「予約を取ってもらう」ことに遠慮を感じるスタッフもいますが、実は次回来店の提案はお客さんの“キレイ”を保つための提案。
次回予約は、売上のためではなく、お客さんのため。
その気持ちが伝われば、自然と予約も増えていきます。
ぜひ、今日から試してみてくださいね!