今日はクリスマス・イブですね。
クリスマスといえば…そう、ケンタッキーフライドチキン(KFC)を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
実は、このKFCがある一言のキャッチコピーでV字回復した実話があるのをご存知ですか?
このストーリーには、美容室経営にも活かせる重要なヒントが詰まっています。
業績不振のKFCが、たった一言で復活した
数年前、KFCは過去最低の業績を記録していました。
商品もサービスも今までと変わらない中、彼らが打った手はたったひとつ。
それは、CMのキャッチコピーを変えたことです。
変更後のキャッチコピーは──
「今日、ケンタッキーにしない?」
この一言だけで、売上がV字回復したのです。
味も値段も変えていない。ただ伝え方を変えただけ。
なぜ「伝え方」が売上を変えるのか?
多くの経営者は「サービスや技術の質」で勝負しようとします。
もちろんそれは重要ですが、実は質=売上ではないのです。
どれだけ良いサービスでも、それが伝わっていなければ存在しないのと同じ。
これは美容室にもまったく同じことが言えます。
一番売れてるハンバーガーは?
試しに質問してみましょう。
「一番売れているハンバーガーショップは?」
ほとんどの人が「マクドナルド」と答えるはずです。
では次の質問。
「一番美味しいハンバーガーは?」
答えは人それぞれかもしれませんが、多くの人はマクドナルドとは答えないでしょう。
つまり、美味しい=売れるではないという事実。
売れている理由は、味以上に“伝え方”が圧倒的にうまいからなのです。
サロンも「技術だけ」では伝わらない
サロン業界も同じです。
あなたが提供している技術がどれだけ素晴らしくても、それを求めている人に伝わっていなければ意味がありません。
そして、多くの美容室経営者に不足しているのが、マーケティング力・営業力=“売る力”です。
だからこそ、今必要なのは「伝え方」を磨くことなのです。
じゃあ、どうやって伝えればいいの?
すぐにできる実践的なポイントは以下のとおりです:
- キャッチコピーを見直す(例:「今日、〇〇にしない?」)
- お客さんの“悩み”に寄り添った言葉を使う
- 実績や人気メニューを具体的に伝える
- ビフォーアフターやお客さまの声で“証拠”を伝える
たった一言で印象はガラリと変わります。
そしてその一言が、サロンの売上に大きく影響することもあるのです。
まとめ|伝えなければ、存在しないのと同じ
KFCがV字回復したように、マクドナルドが世界で最も売れているように、
売れているサービスには、必ず“伝える力”が備わっています。
いま、あなたのサロンに足りないのは“技術”ではなく、“伝える力”かもしれません。
技術を磨く時間の一部を、マーケティングや言葉選びにあててみてください。
それが、あなたのサロンを一変させる本当のスタートになるはずです。