「なかなか新しいアイデアが浮かばない…」
「どうしても同じような発想ばかり出てくる…」
そんなときは、今いる場所を変えることがとても有効です。
今回は、経営者やビジネスリーダーにおすすめしたい、“非日常空間で思考する”という習慣についてご紹介します。
場所を変えるだけで、発想が変わる
普段、サロンや自宅、事務所などで作業をしていると、「いつもの環境」が思考にブレーキをかけてしまうことがあります。
理由はシンプルで、慣れた場所では、慣れた思考しか出てこないからです。
この状態を打破するには、“非日常空間”に身を置くことが非常に効果的です。
非日常空間とは?
非日常空間とは、普段の生活ではなかなか味わえないような、五感が刺激される環境のことを指します。
- 高級ホテルのラウンジ
- 海が見えるカフェ
- 自然の中にあるリゾート地
- アートやデザイン性の高い空間
こうした場所では、日常では出てこない発想や視点が自然と引き出されます。
まさに、“思考のアップデート”が起こる瞬間です。
経営キャンプも「場所」にこだわる理由
たとえば、今年の秋季経営キャンプでは沖縄を選びました。
昨年はニセコのパークハイアットホテルに滞在して、ビジネスの未来についてじっくり考える時間を取りました。
どちらも共通しているのは、普段のルーティンから切り離された、心地よい“非日常”があることです。
ちなみに、宿泊するホテルについてもこだわりがあります。
行き慣れたビジネスホテルより、ラグジュアリーホテルを選ぶほうが圧倒的に効果的です。
なぜなら、その空間が持つ「空気」「サービス」「視覚的刺激」が、あなたの思考そのものを変えてくれるからです。
「場所を変えるだけで何が変わるのか?」
そう思われる方もいるかもしれません。
ですが、場所というのは想像以上に人間の思考・判断・発想に大きく影響を与えるファクターなのです。
非日常空間がもたらす3つのメリット:
- 感覚が研ぎ澄まされ、インスピレーションが湧く
- 日常の細かい雑念から切り離される
- 大きな視点で物事を考えられるようになる
これらはすべて、経営判断や企画立案に必要な「思考の質」を高めるために重要な要素です。
まとめ|「非日常」を味方につけて、未来を設計する
サロン経営でも人生でも、重要なことを考えるタイミングは必ずやってきます。
そのとき、普段と同じ場所で同じように考えていても、新しい答えは出てきません。
ぜひ次回、何か大切なことを決めたり考えたりするときには、意識して「非日常の空間」に足を運んでみてください。
いつもと違う空気・景色・サービスの中でこそ、あなたにとって本当に価値のある発想やアイデアが生まれるはずです。
“場所の力”を活用して、もっと自由でクリエイティブな経営をしていきましょう。