「売上を増やすには、マーケティングが必要!」
これは、私がいつもお伝えしていることです。
とはいえ、日々のサロン業務に追われていると、
慣れないマーケティングの仕事に時間を割くのは大変ですよね。
特に、何をすれば良いか分からなかったり、やってみても続かなかったり…。
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
マーケティングのコツは「習慣化」にある
実は、マーケティングの仕事をもっと簡単に、そして自然にできる方法があります。
それが「習慣化」です。
習慣化とは、意思の力に頼らずに「自然と続けられる状態」をつくること。
たとえば、歯を磨くときに「よし、磨くぞ!」と気合を入れる人は少ないでしょう。
ほとんどの人が、何も考えずに毎日同じ時間に自然と行っています。
これは「慣れの力」=環境に適応する力が働いているからです。
人は「ぬるい環境」に慣れやすく、「厳しいこと」は続かない
人は本来、快適な環境にはすぐ順応します。
一方で、苦手なことや慣れない行動には時間がかかるものです。
でも、同じことを繰り返すと、脳がそれを「当たり前」として受け入れるようになります。
つまり、苦手なことでも“毎日決まった時間にやる”ことを繰り返せば、徐々に楽になってくるのです。
習慣化のステップ|まずは「時間を決める」ことから
マーケティングが苦手でも、まずは時間を決めて取り組むのが習慣化の第一歩です。
おすすめの方法:
- 毎朝10時~12時は「販促物づくりタイム」と決める
- その時間帯はサロンワークを一切入れない
- 電話も出ない、スタッフの相談も受けない
- マーケティングだけに集中する
このように、自分の1日のスケジュールにマーケティング専用の時間帯を固定することで、
「やらなきゃ…」ではなく「やるのが当たり前」の状態を作っていくのです。
続ける仕組みを作るのも経営者の仕事
ビジネスで成果を出すには、継続が重要です。
でも、「続ける」というのは、実はとても難しいこと。
だからこそ、「続けられる環境」を意識的につくることが、経営者としての大事な役割になります。
自分が取り組むべき業務を、行動計画に組み込み、「習慣」としてしまいましょう。
習慣化さえできれば、マーケティングも自然と日常業務の一部になります。
まとめ|マーケティングは「意思」より「仕組み」で動かす
マーケティングが苦手、続かない…そう悩んでいる方こそ、「習慣化」を味方につけてください。
大切なのは、気合や意識ではなく、毎日同じ時間に同じことをする仕組みを作ることです。
あなたのサロンでも、マーケティングを「特別な仕事」ではなく、「当たり前の習慣」にしていきましょう。
それが、売上アップへの最短ルートです!