「25%OFF!」「3足980円!」
こうした表示を街中やお店のPOPで見かけたことはありませんか?
今回は、美容室の販促でも使える「数字のマジック」について解説します。
ほんの少しの工夫で、お客さんの“反応”が大きく変わるテクニックです。
「25%オフ」だけでは伝わらない?
ホットペッパービューティーのクーポン、チラシ、店内POPなどでよく見かける「◯%オフ」の表記。
たとえば、10,000円の商品が「25%オフ」とあれば、多くの人がすぐに「2,500円安い」と暗算できるでしょう。
ですが、12,800円のメニューが25%オフとなると…どうでしょう?
パッと「いくら安いのか」わかる人は少ないはずです。
その場で計算できない金額には、人は反応しにくくなります。
数字+言葉で「お得感」を伝える
そんなときに有効なのが、「◯%オフ」だけでなく具体的な金額も併記すること。
例:
「25%オフ! 通常より3,200円お得!」
このように視覚的に“いくら得か”を見せることで、お客さんは「お得だ」と即座に理解できます。
迷う前に「これにしよう」と行動を起こす確率も高まります。
3足980円に学ぶ「セット販売」のマジック
靴下売り場でよく見かける「3足980円」も、数字のマジックの一例です。
本当は「2足でいい」と思っていても、
「3足のほうが得」と感じてつい買ってしまう経験、ありませんか?
これも、価格の見せ方ひとつで人の判断を動かしている好例です。
「1足400円」と書いてあれば、合計1,200円のところが980円。
このわかりやすい“差額”の提示が、購入を後押しするのです。
サロンでも活用できる!数字で魅せる販促表現
この「数字のマジック」は、美容室のキャンペーンやメニューにも活用できます。
例えば:
- 「今だけ!トリートメント+カット 通常11,000円→8,800円(2,200円お得)」
- 「3回セットで1回あたり2,500円に!(単品だと1回3,300円)」
- 「期間限定!30%オフ+さらに1,500円分のホームケア付き」
数字を明確にすることで、「なんとなく安い」ではなく「具体的に得!」と感じさせるのがポイントです。
まとめ|数字を使って、お客さんの心を動かそう
数字は「感覚」ではなく「説得力」です。
「○%オフ」や「まとめ買い」のような表現に、具体的な金額や比較対象を添えることで、販促効果は一気に高まります。
お客さんにとって「自分にとって得かどうか」が明確になるほど、購入へのハードルは下がります。
あなたのサロンでも、今日から取り入れられるテクニックです。
POP、チラシ、WEBクーポンなど、ぜひ「数字の見せ方」を意識して工夫してみてください!